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ストレッチとピラティスは併用すると効果的?違いや共通点で解説

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近年、健康への関心が高まるなかで、「ストレッチ」と「ピラティス」に注目する女性が増えています。どちらも体にい影響を与える方法ですが、実際には得られる効果に違いがあります。
そこで今回は、ストレッチとピラティスの基本的な特徴や共通点と違い、さらに併用する際のメリットについても詳しく解説します。

ストレッチとは

ストレッチとは、筋肉や関節を伸ばすことで柔軟性を高め、体を快適に動かせる状態へ導く方法です。運動前後のウォームアップやクールダウンだけでなく、仕事や家事の合間など日常生活に気軽に取り入れやすいのも大きな特徴です。ここでは、ストレッチの具体的な目的や効果、種類について解説します。


目的

ストレッチの目的は、筋肉や関節の可動域を広げ、体の緊張を緩めることす。ストレッチを行うことにより、動作がスムーズになり、運動時のパフォーマンス向上に繋がります。また、日常的に続けることで姿勢が整いやすくなり、体の不調改善にも効果を発揮します。
さらに、ストレッチはリフレッシュ効果もあり、集中力を高めたいときにも最適です。継続することで体だけでなく心の安定にもつながり、生活全体の質を高める役割を果たします。

効果

ストレッチを行うと筋肉の柔軟性が高まり、血流促進に役立ちます。血行がよくなると冷えやむくみの軽減、疲労回復のスピードアップなどにも効果的です。さらに、リラックス効果も高く、睡眠の質改善にもつながります。
とくに、深い呼吸と組み合わせると副交感神経が優位になり、リラックス効果がより一層高まります。ストレス社会において、心身を同時に整えられる点が大きな魅力です。

種類

ストレッチには、大きく分けて2種類あります。1つは静的ストレッチ(ゆっくり筋肉を伸ばす方法)、もう1つは動的ストレッチ(反動をつけて関節を大きく動かす方法)です。目的に応じて使い分けることが重要であり、運動前後のケアや日常のリフレッシュに行うケースが多いです。
静的ストレッチは疲労回復時に効果的で、動的ストレッチは運動前のウォームアップに取り入れます。こちらも目的に応じて選ぶことが重要であり、ストレッチの方法を使い分けると、運動のパフォーマンスを高められます。

ピラティスとは

ピラティスは、体幹やインナーマッスルを強化し、姿勢を改善することを目的としたエクササイズです。リハビリから発祥した、という背景があるため、体に無理な負担をかけにくく、初心者でも安全に始めやすいのが魅力です。心身のバランスを整えることから、美容や健康を意識する女性に広く支持されています。ここでは、ピラティスの目的や効果、種類について解説します。


目的

ピラティスの目的は、体幹を安定させて、効率的な動作を可能にすることです。とくに、深層部の筋肉であるインナーマッスルを鍛えることで、体の安定性につながります。さらに、体の歪みを整えたり、動きのクセを改善したりと、日常生活のパフォーマンス向上にも直結します。

効果

ピラティスを行うことで、集中力を高める効果が期待できます。さらに、ピラティスは呼吸法を重視しているため、自律神経のバランスが整い、ストレスの緩和にもつながります。ストレスが軽減されることで心身の健康が向上するため、近年では多くの人がピラティスを取り入れるようになっています。

また、運動不足の解消や姿勢の改善にも役立ち、より健康的なライフスタイルをサポートします。

種類

ピラティスには大きく分けて、「マットピラティス」と「マシンピラティス」があります。マットピラティスは、自宅でも取り入れやすいです。最近では、オンラインレッスンも普及しており、自宅からでも本格的な指導を受けられる環境が整いつつあります。
一方、マシンピラティスは専用器具を使って負荷やサポートを調整でき、初心者から上級者まで対応できます。少しレベルを上げたい方は、マシンピラティスがおすすめです。

ストレッチとピラティスの共通点

ストレッチとピラティスには、共通する効果が多く存在します。体を健やかに保つための習慣として、どちらも生活に取り入れる価値の高いエクササイズといえるでしょう。どのような共通点があるかを確認しましょう。

柔軟性の向上

どちらも筋肉の柔軟性を高め、体の可動域を広げて動きをスムーズにします。普段使わない筋肉まで伸ばすため、実施後には体の動きが楽になります。さらに、柔軟性が高まることで関節への負担が軽減され、日常動作がよりスムーズに動けます。ストレッチとピラティスを長期的に続けると、体のバランス感覚も向上し、歩行の安定性も改善されます。

血行促進

ストレッチとピラティスには、血流を促進する効果があります。

そのため、酸素が体の隅々まで届き、疲労回復に役立ちます。加えて、新陳代謝が活発になるため肌の調子がよくなり、免疫機能が高まる効果も期待できます。血行促進を目的に、ストレッチとピラティスを行う方も多いです。

リラックス

呼吸を意識する点も共通しており、自律神経の安定によりリラックス効果を得られます。ストレスの多い現代人にとって、心身のリフレッシュとして、ストレッチとピラティスの併用がおすすめです。深い呼吸を繰り返すことで副交感神経が優位になり、気持ちが落ち着きやすくなります。心拍数や血圧が安定する効果もあり、快眠にもつながります。

ケガの予防

筋肉の柔軟性やバランスが整うことで、ケガを防げます。とくに、転倒や急な動作による負傷のリスクを下げられるため、日常生活の安全性が向上します。小さな不調を防ぐことで、結果的に健康寿命を延ばすことにも貢献します。

姿勢改善

ストレッチとピラティスは、正しい姿勢の維持に直結します。美しい姿勢は、体型維持だけでなく、周りからの印象もよくなります。さらに、骨盤の位置が安定することで内臓機能も整い、消化などの働きにもよい影響を与えます。

ストレッチとピラティスの違い

ストレッチとピラティスには似ている部分がありますが、明確な違いもあります。それは、ストレッチは「筋肉を伸ばすこと」、ピラティスは「筋肉を鍛えながら整えること」です。ここでは、より具体的に双方の違いについて解説します。


【ストレッチとピラティスの違い】

項目

ストレッチ

ピラティス

目的

筋肉を伸ばして柔軟性を高める

体幹を鍛えて姿勢やバランスを整える

動きの特徴

ゆっくり伸ばし、制止する動きが中心

呼吸と合わせて流れるように動く

強度

低めで初心者でも取り入れやすい

中程度で筋力・集中力も必要

道具

基本不要

マットのほか専用マシンを使う場合もある

【違い1】動作

ストレッチは、単純でゆっくりとした動きが中心で、筋肉を伸ばすことが目的です。ゆっくりと行うことで、心身を落ち着ける効果があります。誰でもすぐに始められるのがメリットです。
一方、ピラティスは、筋肉を鍛えながら体のバランスを整える特徴があります。動作は連続性を持ち、集中力や身体の感覚を高めるため、より全身を意識した運動を取り入れたい場合に有効です。

【違い2】運動強度

ストレッチは、低強度で誰でも取り入れやすいのに対し、ピラティスは中程度の強度で集中力や筋力が必要です。ただし、ピラティスは負荷調整が可能なため、初心者の方でも無理なく始められます。さらに、ピラティスは、強度を上げれば上級者でも十分な効果を得られるため、幅広い層に適したトレーニング方法といえます。

【違い3】使用道具

ストレッチは、基本的に道具を必要としないため、自宅で手軽に取り組めます。タオルや壁、イスなど身近なものを活用すれば、より効果的に筋肉を伸ばすことができ、初心者から高齢者まで幅広い人が実践できます。場所を選ばず、短時間で行える点も魅力です。
一方、ピラティスはマットに加え、リフォーマーやキャデラックなどの専用マシンを活用します。マシンを活用することにより、奥行きのある動きが可能になります。マシンを使用すると、関節への負担を減らしつつ効率的に筋力や柔軟性を鍛えられ、幅広い目的に対応できます。
また、マシンピラティスは、マットピラティスでは鍛えにくい筋肉を効率よく刺激できるのが特徴です。マシンによって姿勢や動きをサポートできるため、初心者でも無理なく正しいフォームを習得できます。

【違い4】意識するポイント

ストレッチは、筋肉や関節を「気持ちよく伸ばす」ことが主な目的で、血流促進や柔軟性向上、リラックス効果を重視します。筋肉を無理に伸ばすのではなく、心地よい範囲で伸ばすことが大切です。一方、ピラティスは「呼吸と連動しながら、体幹やインナーマッスルを意識して動かす」ことが大きな特徴です。動きの中で筋肉をコントロールするため、姿勢改善や体の引き締め、体のバランスを整える効果が期待できます。

このように、ストレッチはリラックスや柔軟性向上を目的に取り入れるのが効果的で、ピラティスは姿勢改善や体型維持、筋力アップを目指す場合に向いています。また、ストレッチは比較的短時間で取り入れやすく、疲労回復や運動前のウォームアップにも適しています。ピラティスは呼吸法やフォームに意識を集中させるため、継続することで体の使い方を根本から改善できる点も大きな違いです。

ストレッチが向いている人

ストレッチは、とくに次のような人におすすめです。どのような人に向いているかを確認しましょう。

手軽に取り入れたい人

ストレッチは、特別な道具や広いスペースを必要とせず、短時間で行えるため、忙しい人でも無理なく続けられます。テレビを見ながらや就寝前など、ちょっとした時間に取り入れられる点も魅力で、習慣化しやすい運動です。

日常生活に自然に溶け込みやすく、長期的に継続できるのも大きな特長です。さらに、家族と一緒に行ったり、職場の休憩時間に取り入れたりと、さまざまなシーンで実践できます。無理なく取り組めるため、運動を生活習慣に取り入れたい方にもおすすめです。

リラックスや気分転換をしたい人

ストレッチは、体を伸ばすことで心身をリフレッシュでき、気分転換にも役立ちます。ストレスでこわばった筋肉をほぐすことで、心の落ち着きを取り戻す効果もあります。

疲れを感じたときに、短時間でも取り組める手軽さも魅力です。さらに、深い呼吸を意識しながら行うと副交感神経が働き、リラックスした状態へと導かれます。心をリセットしたいときにぴったりの方法です。

運動が苦手な人

ストレッチは、気軽に始められるため運動が苦手な方にもおすすめです。

大きな動きや激しい負荷が少なく、心拍数も上がりにくいため取り入れやすいのが特徴です。また、動作がシンプルでわかりやすく、無理をせず自分のペースで続けられるのも魅力です。運動が苦手な方は、まずストレッチから始めてみましょう。習慣化することで、運動への自信をつけるきっかけにもなります。

ピラティスが向いている人

ピラティスは次のような人に適しています。どのような人に向いているかを確認しましょう。

体幹やインナーマッスルを鍛えたい人

ピラティスは、姿勢を整えたい人や体の安定感を高めたい人にぴったりです。体の奥にある筋肉を意識して動かすことで骨盤が安定し、自然と背筋が伸びやすくなります。さらに、呼吸をしっかり取り入れることで酸素が体に行き渡り、代謝が活発になって疲れにくい体作りにもつながります。

肩こりや腰痛の軽減はもちろん、立ち仕事などで体に負担がかかる方にもおすすめです。骨盤が安定すると、長時間の立ち仕事でも体が楽になり、日々の疲れをためにくくなります。

加えて、ピラティスは体の動きやバランスを整えるので、運動パフォーマンスの向上にも役立ちます。健康的で元気な体を長く維持するために、ぜひ取り入れてみてください。

引き締まった身体づくりをしたい人

ピラティスは、ボディラインを整えたい人に非常に適しています。脂肪燃焼を行えるのは、ピラティスの特徴であり、全身のシェイプアップを効率的に進められます。とくに、下腹部やヒップ、背中、二の腕など女性が気になる部位へのアプローチがしやすく、美しいシルエットを目指す人にぴったりです。ファッションの着こなしが美しく見えるなど、外見的な自信にもつながります。
さらに、ピラティスは太りにくい体質づくりにも役立ち、消費エネルギーが増えることで生活習慣病の予防にもつながります。健康を意識してピラティスを始める方も多く、運動習慣がない方もぜひ一度試してみてください。体も心も健やかに整えるきっかけになります。

運動習慣が既にある人

ピラティスは、ある程度運動に慣れている人が、さらにレベルの高いエクササイズにステップアップしたいときにも適しています。マシンを使ったプログラムを取り入れることで、より充実感のあるトレーニングが可能です。

また、自己流の運動では物足りなさを感じている方にも効果的です。持久力の向上だけでなく、バランス感覚の改善も期待でき、ピラティス独自の呼吸法を組み合わせれば、運動後の心身のリフレッシュ効果も得られます。日々の運動のパフォーマンスを底上げしたい方におすすめです。

ストレッチとピラティスは併用すると効果的

ストレッチとピラティスは、それぞれ単独でも効果的ですが、併用することでさらに高い成果を得られます。ここでは両方取り入れることで、どのような効果があるかを具体的に解説します。

筋肉のバランス調整がしやすくなる

ストレッチとピラティスを組み合わせると、筋肉のバランス調整に高い効果が期待できます。まずストレッチで緊張した筋肉をじっくりほぐし、その後ピラティスで普段あまり使わない弱い筋肉を鍛えることで、前後左右の筋肉バランスを丁寧に整えられます。

こうして体を意識的に整えることは、姿勢の歪みを改善するだけでなく、肩こりや腰痛などの慢性的な不調の予防にもつながります。さらに、ストレッチとピラティスを長期的に続けることで、自然と体のバランス感覚が養われ、日常の動きもよりスムーズで安定したものになります。

代謝アップ、脂肪燃焼効果が高まる

ストレッチとピラティスを組み合わせると、体の代謝を高め、脂肪燃焼効果をより実感しやすくなります。まずストレッチで血流を促し、体を温めた後にピラティスを行うことで、全身の筋肉を効率的に使え、エネルギー消費量が大幅に増加します。その結果、基礎代謝の向上にもつながり、ダイエット効果がさらに高まります。

このように、ストレッチとピラティスの併用は、美しいボディラインを維持するためにも非常に効果的です。

自律神経の改善がしやすい

ストレッチで得られるリラックス効果と、ピラティスの呼吸法を組み合わせることで、自律神経のバランスが整いやすくなります。その結果、心身の健康を維持しやすくなるだけでなく、ストレスへの耐性向上や睡眠の改善、メンタルの安定にも役立ちます。

継続して実践することで、心と体の両方がより健やかになり、日常生活も快適に過ごせるようになります。健康的な体づくりを目指す方は、ぜひストレッチとピラティスの両方を取り入れてみてください。

まとめ|ストレッチかピラティスか迷ったら体験レッスンへ!

ストレッチとピラティスはどちらも健康や美容に効果的ですが、目的や特徴には明確な違いがあります。自宅で気軽に始めたい人はストレッチが最適であり、より専門的に体幹を鍛えたい人にはピラティスが向いています。
実際に体を動かしてみることで、自分に合った運動法を発見できます。無理なく続けられる方法を選び、心身ともに健康的なライフスタイルを築きましょう。
健康的な体づくりを始めたい方は、ピラティスの体験レッスンを受けてみてください。体験レッスンを受けることで、ピラティスが自分にあうかを確認できます。理想の体を実現するために、この機会にストレッチとピラティスを取り入れましょう。

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